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イーロン・マスク氏=ロイター

 米ウォールストリート・ジャーナル紙は24日、起業家イーロン・マスク氏が2022年以降、ロシアのプーチン大統領と定期的に連絡を取っていたと報じた。来月の米大統領選でマスク氏は共和党のトランプ前大統領を支援しており、トランプ氏が再選した場合、新政権の外交政策にも影響を与える可能性があるとしている。

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 同紙は欧米やロシアの政府関係者の話として、ロシアによるウクライナ侵攻後の22年末以降、マスク氏がプーチン氏と定期的に連絡を取り合い、個人的な話題やビジネス、地政学について話していたと報じた。プーチン氏は昨年末、中国の習近平(シーチンピン)国家主席のためとして、マスク氏の宇宙企業スペースXが運営する衛星通信サービス「スターリンク」を台湾で提供しないよう求めたという。

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